2008.09.29
フランスの香りただよう・・・☆ケ・モンテベロ -2

こんにちは。ユキちゃんこと松本由紀子です。
関西スイーツ情報第一弾は、お気に入りの数軒のパティスリーから
“シェフのスペシャリテ” “私のお気に入り” “季節の新作”
の3品をご紹介させていただいています。
ケ・モンテベロ@大阪・岸辺から
“シェフのスペシャリテ”に続きましては・・・
●タルト・カシス・オ・テ
“私のお気に入り”は、タルト・カシス・オ・テ。
カシスの酸味って、ベリー系の中でも渋みが強いので
そのままクリームを作ると、どうしてもえぐみがでてしまうんですよね。
このクリームは酸味がまあるく仕上げられています。
(でもカシス好きの私は、もう少しエッジが効いたままでも!)
ちょっぴり忍ばされたキルシュの甘美な香りをまとった
カシスのジュレが、キュンとした酸味をプラス。
2層を一緒にいただくと、カシス感がUPします!
このちょっぴり顔をしかめちゃうような、
独特の酸味が心地よくて大好きなんです(*^^*)♡
紅茶で香り付けをしたメレンゲは、ほの温かくアロマはふうわりと香る程度。
アッサムやアールグレーのような香りが強いお紅茶を使うと
茶葉のスモーキー感がカシスの酸味と喧嘩してしまうので
あえて控えめにされているんでしょうね。
タルトカシスとメレンゲを一緒にいただくと、
ロイヤルミルクティーのようなやさしい甘味が
カシスの酸味をふうわりと包み込み、ミルキーな酸味に・・・
橋本シェフのカシスのお菓子、
もっといただいてみたいなぁという想いもこめて・・・
(是非カシスの主張が強いバージョンで!)
“季節の新作”からは、タルト・シブースト・ア・ラ・パタトゥドゥース。
秋バージョンのシブーストの登場です!
以前は、グリオットチェリーにルバーブのコンポートと、
オレンジのシブーストクリームを重ねた
タルト・シブースト・ア・ロランジュでした。
秋バージョンのシブーストには、なんと和素材のさつまいもを使用!?
しっとりとした黒糖のアーモンドクリームに林檎をのせて焼き上げ、
低温でじっくり甘味を引き出したさつまいものシブーストクリームが
重ねられています。
正直モンテベロさんで、さつまいも&黒糖は意外でした~。
さつまいものお菓子ってあまり得意じゃないし・・・
いただく前はどうかなぁ~って思ってたんだけど(ごめんなさいっ★)
和素材が見事にフランス菓子に仕上げられています!
なぜ、さつまいもを?とおうかがいしたところ・・・
フランスでは、その時季の旬の素材を使うのが当たり前で
そうすることで、その素材の特性や気候を把握することができるのだそう。
そこに和素材であるとか、仏素材であるとかは関係ないんですね。
だから今が旬のさつまいもで自家製ペーストを作り、
シブーストクリームに仕立てられているんですって。
土台はタルト生地ではなく、コンベルサシオンと同じパイ生地に
黒糖風味のダマンド(よりも少し軽めの生地だそう)と
砂糖と生クリームをあえた林檎が一緒に焼きこまれています。
黒糖のコクと林檎の甘酸っぱいシャクシャク感がベストマッチ。
そうですよね。林檎ってカソナード(ブラウンシュガー)で
キャラメリゼするとコクがでて、美味しいですものね♪
ほこほこでやさしい甘味のダマンドは、ちょっぴり栗餡のようにも感じられ、
サクッと軽やかでちょっと塩味の効いたパイ生地とのバランスもGood!
モンテベロさんのタルト系は、この土台だけでも
充分に美味しいお菓子が多いんですよね~(*^^*)♪
だから焼きっぱなしタルト系も超お薦めです!
そこに昔を思い起こすような、懐かしいさつまいもテイストの
エアリーなシブーストクリーム・・・
お口に入れると、ほわっ、シュワッ、もろっ・・・
最後にもろっと、さつまいも感が感じられるところが心憎いですね。
夏にいただいたスイカに塩のヴェリーヌといい、
‘昔の記憶を呼び起こすシリーズ’は暫くつづくのかしら・・・(笑)
●ババ・オ・ロム
他にも・・・
モンテベロさんに今までなかったのが不思議なくらい。
代表的なフランス伝統菓子である、ババも登場しました!
オレンジ、シナモン、バニラを効かせたシロップと
香り高いマルティニックラムを染みこませたババ生地に
クレーム・パティシエールをサンドし、
オレンジのゼスト&ラムレーズンをトッピング。
いわゆる王道のスタイルのババですね。
シロップがたっぷりと染みこむように、
目が粗くしっかりとした発酵生地には、
前日に半量のラム酒をうって1日寝かせ、
ショーケースに並べる前に、さらに半量のラム酒をうってらっしゃるそう。
こうすることでラム酒が生地に馴染み、程よくアルコール分が飛ぶので、
まろやかなテイストに仕上げられるんですって。
でもこのババ1個に使われているラム酒は・・・かなり多めです。
先日東京の講習会で、ラ・ヴィエイユ・フランスの木村シェフが
教えてくださったサヴァランと同じぐらいかなぁ・・・^^;
想像以上にシャープでキレのあるラムテイスト。
「パンチの効いたアルコールが体中にしみこみます」
というシェフの言葉にも納得です!
クレーム・パティシエールはやや少なめで、
バニラの甘味とオレンジの爽やかな酸味を
ラム酒のキレのあるシャープなアロマが包み込んでいきます・・・
フォークを刺しただけでは、シロップ&ラム酒が流れ出してくることはなく、
生地がしっかりと水分を抱きこんでいる感じ・・・
でも噛みしめるごとに、シロップ&ラム酒がジュワ~っと染み出てきて、
生地がほろほろっとお口の中で崩れていきます・・・
ババというと甘く馨しく、エレガントなイメージがあったんですが、
こちらのババは、シャープでキレのある大人テイスト。
お酒の弱い方はくれぐれもご注意くださいね!
●エクレール・キャラメル
先日モンテベロさんが百貨店の催事に初登場した際に
掲載商品として大人気だったエクレア。
しっかりと焼きこまれた生地に、濃厚なキャラメルクリームがたっぷり。
生地にもクリームにもここまで苦味がガツン!と効いている
エクレール・キャラメルは初体験かも。
●ケーク・レザン
焼き菓子の中で断トツのお気に入りがコレ!
ボルドーの赤ワインに漬け込んだレーズンと
グリオットチェリーがたっぷり入ったケーク。
生地にも濃縮した赤ワインを練りこみ、シナモンも効いています。
このケーキは生地がとってもレアなので、
普通にCutすると崩れちゃって・・・^^;
でもちゃんとナイフを温めて、ス~っとCutするとこの通り!
ジュクッ♪と芳醇なレーズンやグリオットも
贅沢なくらいた~っぷり入ってるんですが、
それ以上に生地が、しっとりとレアで
バターの風味と香りがリッチなんです(*^^*)☆
この薫り高くまろやかな風味を、隠し味のオレンジの酸味と
シナモンのスパイシー感がピリッと引き締めています。
赤ワイン×シナモンってヴァンショーを連想させますよね。
まさにそんな、こだわり派の方向けの大人テイストのケーク。
お酒好きのお父様にも、お菓子好きのお父様にも
父の日の贈り物にもぴったりなケークかも!
ストレートのお紅茶や、ワインと一緒に・・・
ゆっくりと贅沢な時を過ごすのにふさわしいお菓子です。
●マカロン
フランボワーズ、シトロン、ピスターシュ、キャフェ、ショコラ。
表面はツルンとマットで薄く、繊細な生地。
サクッ、ほろっと表皮が崩れたかと思うと、し~っとり。
しっとり部分がとても多く、生地とフィリングの一体感が秀逸です。
シトロンのフィリングが、レモンカードというのは初体験!
コンフィチュールよりも甘味も酸味もワンランクUP!
ショコラにはオレンジのコンフィチュール&ピールが入っていて
生菓子のようなフレッシュ感が味わえます。
バタークリームの口溶けも素晴らしくて・・・
バターの香りはふわっと広がるのに、キレがとてもよく
生地と渾然一体となって、スーっと消えていっちゃうんです。
ちょっぴり遅れて登場したキャラメルサレ。
キャラメルサレ♪ この音感だけで心魅かれちゃう私(*^^*)♡
ゲランドの塩など色々試された結果、
今は長崎の五島列島の塩を使われているそう。
160円で、こんなにボリュームがあってもいいの~
と申し訳なくなるぐらいたっぷりのキャラメルクリーム。
かなりエッジの効いたほろ苦さがGood!
ポイントはキャラメルの煮詰め具合だそうで、
キャラメルも塩を加えると、より甘さが引きだされるんですね。
モンテベロさんでは、10月に入ると
モンブランやサントノレ・キャラメルも復活するそうです。
ダークブラウンに染まったショーケースの復活・・・
今からとっても楽しみです(*^^*)♡
松本由紀子 2008.09.29 関西スイーツ | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)



































































9月17日(水)~10月31日(金)までの期間限定で登場するのは、ハロウィンをイメージした



































































